株式会社カウベルエンジニアリング

日本のIoT化への課題に挑戦し続けます

日本の製造業では技術面で大きな変革が進んでおり、工場や機械装置関連事業者の間で機器の監視・制御、保守、潜在的な故障の予測にIoTを活用するケースが増えています。一方で、IoT技術の維持や接続に関連するコストが大きな課題となっています。

プロジェクトの詳細
インダストリー:
テクノロジー: LTE-M
所在地: 日本
背景

1974年に設立され、長野に本社を置く株式会社カウベルエンジニアリングは、ホテルカードロック、NFCリーダー、IoTゲートウェイ/IoTエッジデバイスの開発、製造、販売を行う企業です。その中でも、IoTソリューションはカウベルにおける主要事業の一つです。IoTエッジデバイス(NailEdge)は、IoTベースのデータ取得と遠隔操作により装置・設備の運用効率の向上に貢献します。

チャレンジ

お客様からは、IoTの運用にかかるコスト、例えばインターネット接続やクラウドサービス料が高すぎるとの声を頻繁にいただいていました。さらに、お客様は屋外や遠隔地でもデバイスが機能することを期待しており、カウベルエンジニアリングは独立して動作する電池駆動方式の開発にも取り組みました。

当社のソリューション

カウベルは1NCEと提携して上記の課題を克服し、IoTエッジデバイス(NailEdge)の低コスト化とIoTソフトウェアの拡張を実現しました。1NCEにより、お客様にとって大きな負担となっていた月額通信料をゼロに抑えました。定額制の料金モデルにより将来のコストを予測できるようになったため、不確実性や通信料の変動という課題が解消されました。

一方、1NCE OSを利用することで複数の重要な機能を使用可能となりました。IoT Integratorにより、クラウド接続を必要とせずにデバイス間通信を可能にし、高額なクラウドサービスへの依存を軽減しました。Device Inspectorにより、デバイスの遠隔監視と管理を可能にし、遠隔地にあるデバイスもリモート操作で制御やメンテナンスが可能になりました。さらに、Energy Saver機能はデータ通信を最適化し、電力消費を削減し、電力供給の無い場所で動作するデバイスの電池寿命を延ばすことを実現しました。

これらのソリューションにより、カウベルエンジニアリングは通信コストとクラウドコストを100%削減することに成功しました。さらに、IoTゲートウェイ機器の開発期間約40%短縮しました。

''従来のIoTでは、月額通信料やクラウド利用料などの経常コストが課題でした。しかし、1NCEのSIMや1NCE OSの機能を活用することで、通信料やクラウド利用料をゼロに抑え、大幅なコスト削減を実現しました。また、IoTエッジデバイス(NailEdge)は電池駆動で設置も簡単なため、屋外や電源のない場所でも気軽に利用できるようになりました。''

油井 幸宏, , 株式会社カウベルエンジニアリング 取締役

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