バイエル社、スマート害虫トラップ「MagicTrap」に 1NCE のサービスを導入
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Bayer AG の MagicTrap は、害虫の侵入を迅速に検出し、菜種作物に最適な保護を提供します。
1NCE は、スマートモニタリングシステムのためのグローバルな接続を提供します。
2022年4月12日、ドイツ・ケルン – 農家が害虫を早期に発見し、重要な農作物を守れるようにするため、バイエル社 Crop Protection Innovation Lab は MagicTrap を開発しました。MagicTrap は菜種畑に設置される黄色いトラップで、害虫を自動的に捕獲・カウントし、効率的かつ持続可能な作物保護システムの構築に役立つデータを提供します。
この黄色いトラップと、農家が利用する監視アプリとの通信には、IoT 向けの接続とソフトウェアをグローバル定額で提供する唯一の事業者である 1NCE が採用されました。
MagicTrap が解決する課題
ナタネゾウムシやノミハムシ、ハイカブリムシといった害虫は、菜種栽培に深刻な被害をもたらし、全滅につながることもあります。従来の黄色いトラップは、害虫を水に落として捕獲・数える仕組みでしたが、設置後の確認や管理には農家の大きな負担が伴っていました。
MagicTrap はこうした作業を自動化し、毎日トラップを見回る必要をなくしました。農家はスマートフォンで MagicTrap から送られる画像解析結果を受け取るだけで済みます。
IoT スマート農業の理想的なユースケース
バイエル社のプロダクトマネージャー Fabian Born 氏は次のように述べています。
「私たちのデジタル黄トラップでは、農家が SIM カードや契約の心配をする必要があってはなりません。どこでもすぐに、技術的準備なしで利用できることが不可欠です。1NCE のサービスは、世界中で利用可能であり、デバイスのライフサイクル全体をカバーするシンプルな料金モデルが魅力でした。」
1NCE GmbH CEO の Alexander P. Sator 氏もこう語ります。
「長期契約や従量課金のモバイル通信契約は、スマートでスケーラブルな IoT ソリューション開発の妨げになります。デバイスのライフサイクル全体を通じた定額でのグローバル接続は欠かせません。現在、私たちは 110 カ国以上で顧客に信頼性の高い接続を提供しています。バイエル社とともに、世界の作物を守るこの重要な取り組みに貢献できることを誇りに思います。」
詳細情報
MagicTrap プロジェクトについての詳細は、www.scouting.app をご覧ください。
メディア連絡先
Brad Chase (1NCE ― USA) E-Mail: brad.chase@1NCE.com
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