Memfault、1NCEのパートナーに参画し、1NCE Pluginsの新たな連携先として同社のリモートデバッグ・モニタリングソリューションを追加

  • 1NCEのユーザーは、わずか3回のクリックでMemfaultを統合し、現場のデバイスから重要なデバッグデータとパフォーマンスデータの収集を即座に開始できるようになりました。

  • 1NCEのセルラー接続データがMemfaultのプラットフォームに加わることで、開発者はIoTデバイスフリートをさらに簡単に操作し、重要な情報を1か所にまとめることができます。

  • 1NCEプラットフォームを使用するIoTエンジニアは、デバイスが現場で何をしているかを正確に把握した上で、障害の迅速な発見と修正が可能です。

Memfaultは、1NCE IoTプラットフォームに完全に統合され、世界最大のクラウドIoTネットワークのユーザー向けプラグインとしてサービス開始することをお知らせします。この新しいプラグイン統合により、1NCEのお客様は、現場のデバイスからの重要なデバッグデータに数回のクリックで瞬時にアクセスできるようになります。1NCEのお客様は、Memfaultにより現場のデバイスパフォーマンスを完全に可視化し、影響を受ける前に障害を特定して解決することが可能です。

Memfaultの1NCEプラグインを使用すると、コアダンプやログの収集に加え、バッテリー寿命、接続成功率、ファームウェアの安定性といった重要なデバイスヘルス・パフォーマンス指標をすぐに確認できます。Memfaultの使用により開発者は、フリート内のすべてのデバイスの状態を追跡し、時間をかけて障害を再現する必要なくデバッグし、新しいファームウェアの展開時にはその信頼性を監視することができます。デバイスがオフラインで根本原因がコネクティビティ、ハードウェア、ソフトウェアなのか不明なレアケースでも、トラックロールが不要のため運用コストを大幅に削減できます。

Memfaultのパートナーシップ担当ディレクターであるJustin Platt氏は、次のように述べています。「この新しいプラグイン統合が、1NCEのお客様による現場のデバイス保守方法を変革する可能性に、私たちは胸を躍らせています。デバイスフリートの開発、展開、メンテナンスをかつてなく簡単にするツールをIoT開発者に提供する、という1NCEの大胆なビジョンに私たちも共鳴しています。IoT開発者はあまりにも長い間、時代遅れの断片化された開発ツールに耐え続けてきました。MemfaultがクラウドベースのオブザーバビリティをIoT開発者に提供することで、開発者は展開したデバイスの障害をより迅速かつ少ない労力で発見、修正できます」 

1NCEの信頼性の高いセルラー回線とMemfaultのリモートデバッグ・モニタリング機能を組み合わせることで、企業はコネクテッドデバイス導入のアップタイムとパフォーマンスを最大化することができます。

1NCEのグローバルプロダクトストラテジー担当ディレクターであるFabian Kochemは、次のように述べています。「現場でデバイスが何をしているかを把握し、パフォーマンスを犠牲にすることなく迅速な修正が可能かどうかで、IoT導入の成否が決まります。Memfaultの1NCEプラグインは、IoT開発者が直面する差し迫った課題に対して強力なソリューションを提供するという点で、1NCEの他のプラグインとも共通しています」

Memfaultは1NCEプラットフォーム内から、プラグインとして1NCEのお客様すべてにご利用いただけるようになりました。インテグレーションの設定方法については、1NCEのデベロッパーハブをご覧ください。1NCEのお客様は、こちらからプラグインをお試しいただけます。


Memfaultについて

Memfaultは、デバイス特化型のオブザーバビリティとOTAアップデート管理を提供しています。制約のあるマイクロコントローラベースのデバイスだけでなくLinuxやAndroidの複雑なシステムにも互換性を持つMemfaultは、組み込み開発チームが現場でのデバイスの動作を正確に把握した上で、障害の迅速な発見と修正が可能です。詳細は、 memfault.comをご覧ください。

1NCEについて

1NCEは、173の国と地域で将来を見据えた手間のかからないIoTを提供する、コネクテッド製品向けのソフトウェアプラットフォームを提供する企業です。現在クラウドで世界最大のIoTネットワークを運用し、52カ国の23,000以上のお客様が、173カ国・地域中の3,000マネージドエンドポイントからデータを収集しています。このプラットフォームにより、お客様はデバイスデータを簡単、安全、確実に収集し、それを実用的なインテリジェンスに変換することができます。詳細はwww.1NCE.com、および1NCEのFacebookLinkedInX(旧Twitter)をご覧ください。