1NCE(ワンス)はベンダーロックインからの脱却する機能を提供します


  • ベンダーロックインへの懸念は、IoT製品の製品化や拡大における障壁の一つですが、IoT製品を提供中にベンダー変更を可能することで、1NCEはお客様に安心を提供します。

  • 新しい機能「freedom to switch (フリーダム・トゥ・スイッチ) 」により、出張作業や解約手数料なしで、接続プロバイダーを追加または切り替えることができます。

  • 新しい産業用IoT SIMカードおよびeSIMには、10年間一括2000円IoTフラットレートサービスの一機能として「freedom to switch」が含まれています。

ドイツ、ケルン(2023年8月15日)- 158カ国で利用可能なIoTソフトウェアおよびコネクティビティ会社の1NCEは、本日、IoT業界におけるベンダーロックインの問題に対する将来にわたる解決策である「freedom to switch」のローンチを発表しました。1NCEは、オープンスタンダードを同社の基本原則の一環として掲げています。当社の新しい機能「freedom to switch」は、追加費用なしで製品寿命中に将来発生しうるベンダー変更を安心して行えるようにします。当社の新しい産業用SIMカードとeSIMには、eUICC技術が組み込まれており、ベンダー変更の事態に備えることができます。お客様はデバイスに触れることなく、出張作業や現地作業費用の発生を回避して、接続プロバイダを追加したり別の接続プロバイダに切り替えたりすることができます。


「IoTにおいて、スコープは変化し、データから得られる洞察も進化しますので、お客様は常に切り替えの自由を持つべきです。1NCEは、IoTプロジェクトの生涯にわたってお客様がプロバイダーを追加または変更することが基本的な権利であるべきだと考えています―それが私たちを離れることを意味しても」、1NCEのCOO(Chief Operating Officer)、Ivo Rook(イボ・ルック)は述べています。


1NCEのお客様には、新たにテストプロフィールを作成する機能が追加されました。この機能により、製造中における接続性のテストによるサプライチェーンの最適化が可能となります。テストプロフィールは、エンド・オブ・ラインのテストに特化した独自のオペレータープロフィールです。お客様はSIMを変更せずに、1NCEのプロフィールからテストプロフィールに切り替えるためにATコマンドを使用し、ネットワークエミュレータで必要なテストを実施し、デバイスの出荷前に元のプロフィールに戻すことができます。これにより、1NCEが利用できない地域でも機能テストが可能となります。


1NCE フラットレートサービスは、業界を変革するサービスでありながら、非常にシンプルです。お客様はデバイス1台あたり10年間2000円相当の価格で、世界中でIoTセンサーを展開、接続、管理することができます。フラットレートのお客様全員には、1NCE OSというエンタープライズグレードのソフトウェアが提供されます。このソフトウェアは、新規および既存のプロジェクトを含む、あらゆる規模のIoTプロジェクトをサポートします。1NCE OSを使用することで、デバイスとクラウドの統合が容易になり、IoTプロジェクトの市場投入までの時間を数ヶ月短縮することができます。さらに、高度なリモートアクセスによるデバイスの状態やテレメトリーの監視、最大70%のバッテリー寿命の延長となるGPSを使用しない位置情報取得、最適化されたペイロード送信などの機能も備えています。


1NCEは、オンラインショップとAWS Marketplaceで提供されており、お客様はこちらからご利用いただけます。また、14ヶ国語でのカスタマーサポートもご利用いただけます。


1NCEについて


1NCEは、生涯にわたりIoTをグローバルで一律料金で提供している、唯一のソフトウェアとコネクティビティの企業です。当社のミッションは、デバイスの製品寿命にわたって不確実性や手間を伴わず、真のクロスボーダーな将来にわたり適応性があるIoTを提供することです。世界158ヵ国で、1NCEは“コネクティビティ“を”誰もが使えるモノ“に変え、環境・都市・医療・公共安全・サプライチェーンなどを劇的に改善するイノベーターにIoTの世界を開放します。詳細はWebサイト(https://1nce.com/ja-jp/)をご覧ください。またX (Twitter)、LinkedIn、Facebookの1NCE アカウントをフォローください。