M2M SIMにはプリペイドSIMがおすすめ
M2M SIMにはプリペイドSIMがおすすめ?メリットと注意点を徹底解説
生産性の向上や人的リソースの削減などを目的に、M2MやIoTを活用してみようと考えている企業も多いでしょう。
実際にM2Mの導入を具体化していくと、避けて通れないのがM2M SIMの存在です。 M2M SIMは非常にさまざまサービスが提供されていますが、M2Mを始めるのであればプリペイドSIMが特におすすめと言えます。
ここでは、M2M SIMとプリペイドSIMの概要、そしてプリペイドSIMを使うメリットや注意点について詳しく解説していきます。
M2M SIMとは
M2M SIMは、M2Mデバイスが相互通信できるようにするために搭載するSIMのことを言います。
M2Mは機械同士がお互いに通信してデータの送受信をしたり、自動・遠隔で操作したりする概念です。
M2Mデバイスが相互に通信するためには、それぞれのデバイスに通信機能を搭載し、通信回線を用意する必要があります。
そこで用いられるのがPLCなどの有線接続のほか、ここ数年はWi-FiやBluetooth、そしてSIMによるモバイルデータ通信など無線通信が多くなっています。
特に、M2Mをビジネス導入するケースでは、設置する設備の状況や周辺環境によって有線接続が難しいケースが少なくありません。
そこで無線通信が採用されるケースが増えているわけですが、安定性や汎用性などの観点からM2M SIMも多く使われています。
プリペイドSIMとは
普段みなさんがスマホで使っているSIMであれば、基本的には毎月決まった費用がかかっているはずです。
一方でプリペイドSIMは、利用料金の支払いが回線契約をする時の1回だけで、月額料金が発生せずに定められた一定期間使えるようになるSIMをいいます。
プリペイドSIMは成田空港や羽田空港、そして海外の空港に行った際に目にしたことがある方が多いでしょう。
海外に行く場合、日本のSIMのままスマホを使うこともできますが、ローミング費用で帰国後にびっくりする金額の請求がくることになります。 そのため、海外に行った際は現地の携帯会社の通信回線を使えるプリペイドSIMを、滞在期間に合わせて購入するのが一般的です。
プリペイドSIMなので、購入するだけで解約の手続きなどが必要ないため海外旅行や海外出張で必須のアイテムと言えるでしょう。
M2M SIMにプリペイドSIMを使う3つのメリット
SIMは一般的に月額料金制ですが、M2M SIMにプリペイドSIMを使うメリットはあるのでしょうか。
M2M SIMにプリペイドSIMを使うことのメリットとしては、具体的に大きく次の3つが挙げられます。
ランニングコストなし
コスト管理の負担なし
テスト・検証用途
ランニングコストなし
M2M SIMにプリペイドSIMを採用するメリットの1つが、なんといってもランニングコストがかからない点でしょう。
月額料金制のSIMの場合は、必ず月々かかるコストを踏まえた上でビジネス導入すべきかの検討が必要になります。
しかし、プリペイドSIMであれば初期費用として支払ってしまえば、その後の費用はかからないので、M2M導入の計画をスムーズに進められるでしょう。
コスト管理の負担なし
M2M SIMのコスト管理の負担がなくなる点も、M2M SIMにプリペイドSIMを使うメリットと言えます。
月額料金SIMを使っていると、1つ1つのM2MデバイスについてSIMの経理処理が必要です。そうなると、コスト管理のタスクが発生しますし何よりも面倒です。
その点、プリペイドSIMを採用していれば、初期費用の支払いだけでそのあとのコスト管理は発生しません。
テスト・検証用途
M2Mのテストや検証用としても、プリペイドSIMは非常に有効に使えます。 M2Mをいきなりビジネス導入するのは、企業によってはハードルが高いことも往々にしてあるでしょう。
そういった場合は、本番導入前にテストや検証を行うケースも少なくありません。 そのようなM2Mのテスト・検証用として、ランニングコストがなく解約手続きも不要なプリペイドSIMが重宝されるでしょう。
プリペイドSIMをM2M SIMとして利用する際の注意点
プリペイドSIMのM2M SIM利用はメリットもありますが、導入する場合に必ず注意したいポイントもあります。
ここでは、M2M SIMにプリペイドSIMを利用する際の注意点について、詳しく解説していきます。
オプション料金の有無
データ通信容量の追加
カスタマーサポート
オプション料金の有無
プリペイドSIMをM2M SIMとして利用するときの注意点として、オプション料金の有無は確認しておきたいポイントです。
プリペイドSIMは基本的に購入時に費用を払うのみですが、サービスによってはオプション料金が発生する可能性もあります。
たとえば、事務契約手数料やインテグレーション料金など、回線利用料金とは別で設定されているケースも少なくありません。
そのため、単純にWebページや広告を見て、回線利用料金=プリペイドSIMでかかるすべての費用と安直に考えるのは危険です。
M2M SIMをプリペイドSIMに使うのであれば、回線利用料金以外に費用が発生しないかは事前によく確認しておきましょう。
データ通信容量の追加
データ通信容量を追加できるかどうかも、M2M SIMにプリペイドSIMを使うときに確認したい注意点の1つとして挙げられるでしょう。
プリペイドSIMは、使える期間が設定されているだけでなく、使えるデータ通信容量も無制限というわけではありません。
そのため、M2Mデバイスの運用をしている途中で、データ通信容量が不足するケースもありえます。 そういった場合に、データ通信容量を追加するオプションサービスが用意されているかは、プリペイドSIMの購入前に必ずチェックしておきたいです。
また、利用期間終了後に、データ通信容量を追加することで利用期間を延長できれば、運用面で非常に助かります。
カスタマーサポート
プリペイドSIMをM2M SIMに使う場合、カスタマーサポートが整備されているかどうかも大きな注意点です。 M2Mを運用している中、なにかしらのサポートが必要になるタイミングが訪れます。
たとえば、M2Mデバイス間での通信が安定しない場合など、SIMの不調やトラブルが原因になっていると思われる時です。
そういったときに、メールや電話などで問い合わせができるサポートセンターがあるのかは、M2M SIMとして採用する際に必ず確認しておきましょう。
M2M SIMはメリットの多いプリペイドSIMがおすすめ
M2Mデバイスには、機械同士が通信を行えるようにするためにM2M SIMが必要となります。
M2M SIMはサービスによって月額料金・プリペイドなどさまざまですが、メリットの多いプリペイドがおすすめです。
かかるコストは導入時の費用のみでランニングコストもないので、ビジネス計画を立てやすく、コスト管理の負担もありません。
また、M2Mをテストや検証から始めたい場合にも、プリペイドSIMが親和性が高いです。
オプション料金の有無やデータ通信容量の追加可否など、注意点を理解した上で、M2Mを始めやすいM2M SIMを検討していきましょう。