M2M SIMに格安SIMを選ぶ4つのポイント!注意点も徹底解説!

M2M SIMに格安SIMを選ぶ4つのポイント!注意点も徹底解説! 

機械と機械が相互に通信してデータのやり取りを行い、遠隔操作や自動制御を可能にするM2M。 

オートメーション化による生産性の向上や業務効率化で、ヒューマンエラーの低減や人的リソースの確保などを期待できます。 

そんなM2Mを導入するためには、機械同士が通信できる環境を整える必要がありますが、コストはできるだけ抑えたいのが本音ですよね。 

ここでは、M2M SIMに格安SIMを採用するにあたって着目したいポイントと、必ず注意すべき点について詳しく解説していきます。  

M2M SIMとは 

そもそもM2M SIMとは、M2Mデバイスが相互に通信できるようにM2Mデバイスに搭載するM2Mに特化したデータ通信SIMです。 M2Mにおいてデータ通信をする手段は、PLCなどの有線通信が採用されるほか、最近はWi-FiやBlutoothといった無線通信が採用されることも多くなっています。 

しかし、M2Mが導入される現場では、有線の配線や敷設などが難しいケースや、Wi-FiやBluetoothでは通信が安定しないケースも少なくありません。 

M2M SIMは、そういった場合に採用されます。 

最近ではM2MとIoTの意味合いに大きな差がなくなっていることから、IoT/M2M SIMという形でサービス提供されるケースも多いです。  

M2M SIM向けの格安SIMを選ぶ4つのポイント 

M2M SIM向けの格安SIMを選ぶときはもちろん価格も重要ですが、それ以外ではどのようなポイントに着目すべきなのでしょうか。 

ここでは、格安SIMをM2M SIMとして採用するときに必ず押さえておきたい、次に挙げる4つのポイントについて詳しく解説していきます。  

  • 対応通信規格 

  • プランの柔軟性 

  • SIMの管理ポータル 

  • サポート体制

対応通信規格 

M2M SIMに格安SIMを選ぶときは、通信規格の対応範囲が充実しているかは確認しておきたいです。 

3Gや4G、5Gまで、モバイルデータ通信で使える通信規格は、非常に幅広くなっています。 

Wi-FiやBluetoothと比べて安定性が高いといっても、必ずいつでも通信ができるわけではありません。 

そういった場合に、5Gが接続できない時にバックアップとして4Gに接続できれば安心感が高まります。 

また、M2M SIMとして採用するのであれば、IoTやM2M向けモバイルデータ通信であるLPWAの企画に対応しているかも要チェックです。 

LPWAは「Low Power Wide Area」の頭文字をとった通信規格で、低消費電力かつ広範囲通信が可能となっています。 これからM2MやIoT向けとして格安SIMを選ぶのなら、外せないといっても過言ではありません。

  

プランの柔軟性 

用意されているSIMプランに柔軟性があるかどうかも、M2M SIMに格安SIMを選ぶときのポイントの1つです。 

SIMサービスなので、プランごとに月々に使えるデータ通信容量や通信速度などが定められています。 必要なデータ通信容量や通信速度は、M2Mをどういった形で導入するのかで大きく変わります。 

そのため、あまりにもオーバースペックでコストが高くなったり、通信速度が遅く使い勝手が悪かったりといった事態は避けたいところです。 

ある程度はSIMプランが細かく設定できるような柔軟性があると、M2M SIMとして使いやすいと言えます。 

また、利用料金が月額固定やプリペイド、従量制などから好きなものを選べるとさらにGOODですね。  

SIMの管理ポータル 

M2M SIMに格安SIMを選ぶときは、WEB管理ポータルが提供されるかもチェックしておきたいポイントです。 

WEB管理ポータルがあれば、M2Mデバイスに搭載したSIMがどういった通信状態かを把握できます。

 特に複数のSIMを契約する際は、わざわざM2Mデバイスの設置場所へ行かなくても、離れた場所からWEBで閲覧できるので便利です。 

また、SIMの残り契約年月や使用したデータ通信容量など、契約内容についてもWEB管理ポータルで確認できると安心して使えますね。  

サポート体制 

サポート体制が整っているかも、格安SIMをM2M SIMに選ぶときに比較検討すべきポイントの1つと言えます。 

M2Mデバイスの通信が安定しないなど、SIMの不調やトラブルの疑いがあるとき、問い合わせをして対応してくれる先があると安心です。 

日中はもちろんですが、M2Mだと24時間体制で運用しているケースもあるので、深夜帯でも早期に解決が必要になることも考えられます。 

問い合わせが可能な時間帯や、問い合わせ手段がメールや電話・チャットと充実しているかなど、格安SIMを選ぶときはサポート体制もよくチェックしておきましょう。  

格安SIMをM2M SIMに採用するときの注意点 

格安SIMをM2M SIMに採用する際には、当然ながら注意しておくべきポイントがいくつかあります。 

ここでは、次に挙げる3つの注意点について詳しく解説していきます。  

  • オプション料金 

  • データ通信容量の追加 

  • セキュリティ

オプション料金 

格安SIMをM2M SIMとして採用する時の注意点として、オプション料金が挙げられます。 SIMの利用料金の中にオプション料金も含まれているのか、トータルコストがいくらになるのかをよく確認しましょう。 

格安SIMを契約後に、実はオプション料金が利用料金とは別で発生することが判明し、思ったよりも割高になってしまうと本末転倒です。 

ただ単に、月々の利用料金が格安だからと飛びついてしまうと、後悔することになりかねません。 

M2M SIMのオプションとしては多いものは、契約事務手数料やインテグレーション料金などがありますのでよく覚えておきましょう。  

データ通信容量の追加

 データ通信容量が後から追加できるかどうかも、M2M SIMに格安SIMを採用するときの注意点として挙げられます。 

通常、格安SIMを契約する時には、毎月どのくらいのデータ通信容量を使えるのかが決められています。 

しかし、M2Mのデータ通信容量は、M2Mデバイスの特性や単純に業務の繁忙期などさまざまな事情で変わるでしょう。 そのため、データ通信容量が上限を超えそうになったら、WEB管理ポータルで後から追加できるようになっていると安心です。  

セキュリティ 

格安SIMをM2M SIMとして採用する時は、セキュリティが問題ないかも注意したいポイントの1つです。 

M2Mデバイス同士の完全に閉じた通信のみを行うのであれば、そこまでセキュリティに気を配る必要はありません。

M2Mデバイス同士の通信に加えて、インターネットへの接続も行う場合はセキュリティ対策が不可欠です。 

近年は、インターネットに接続したデバイスを狙った攻撃も増えています。 M2Mデバイスがウイルスに感染し、会社の機密や顧客の情報を漏洩してしまうと、事業存続どころか会社自体の存続に関わる事態になりかねません。 

格安と言えども、M2M SIMに採用するのであれば必ずセキュアなSIMを選ぶようにしましょう。  

格安SIM選びのポイントと注意点を把握してM2Mを導入しよう 

生産性の向上や業務効率化を期待できるM2Mには、データ通信するためにSIMが欠かせません。 

コストの観点で採用するSIMは格安SIMが魅力的ですが、安易に価格だけを最優先に選ぶと後悔することになります。 

対応している通信規格やプランの柔軟性など、M2M SIMとして欲しいポイントは押さえておきたいです。 

また、オプション料金がないかやデータ通信容量の追加ができるかなど、注意点もあります。 

格安SIM選びのポイントと注意点をよく把握して、M2Mの導入を進めていきましょう。